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下塗り材の種類と役割7項目|省くと何が起きるか
外壁塗装は3回に分けて塗るのが基本で、最初の1回が下塗りです。仕上がりには表れない工程のため軽視されがちですが、ここを省くと数年で剥がれます。この記事では、種類と役割を整理します。
①壁材と上塗りをつなぐ ②壁が塗料を吸い込むのを防ぐ ③錆や汚れの浮き出しを止める
壁材の種類と状態によって、使う材料が変わります。
省くと密着せず、数年で剥がれます。
下塗りの役割
【結論】上塗りだけでは持ちません。
接着
壁材と上塗りは、そのままでは十分に密着しません。
吸い込みを止める
傷んだ壁は塗料を吸い込みます。下塗りで止めないと、上塗りの厚みが確保できません。
成分の浮き出しを防ぐ
下地の成分が表面に出てくるのを抑えます。
下地の平滑化
細かい凹凸を埋める役割を持つ材料があります。
主な種類7項目
【結論】用途で使い分けます。
1. シーラー
吸い込みを止め、密着を高めます。最も広く使われます。
2. プライマー
密着を高める役割が中心です。金属部分にも使われます。
3. フィラー
厚みがあり、細かいひびや凹凸を埋めます。
4. 微弾性の下塗り
伸びる性質があり、細かいひび割れに追従します。
5. 錆を止める下塗り
鉄部に使います。錆の進行を抑えます。
6. 木部用の下塗り
木の成分が浮き出るのを抑えます。
7. 遮断する下塗り
下地の色や成分が上塗りに影響するのを防ぎます。
| 種類 | 主な役割 | 使う場所 |
|---|---|---|
| シーラー | 吸い込み止め | 一般的な外壁 |
| フィラー | 凹凸を埋める | ひびや凹凸がある壁 |
| 錆止め | 錆の進行を抑える | 鉄部 |
| 木部用 | 成分の浮き出し防止 | 木部 |
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省いた場合
【結論】数年で剥がれます。
密着しない
上塗りが壁材に付かず、面で剥がれます。
色むら
吸い込みの差によって、仕上がりに濃淡が出ます。
厚みの不足
吸い込まれた分、上塗りの膜が薄くなります。
見た目では分からない
塗った直後は問題なく見えます。数年後に現れます。
壁材による違い
【結論】材質に合わせて選びます。
窯業系のサイディング
板状の壁材です。状態に応じた下塗りを選びます。
モルタル
吸い込みやすく、ひびが出やすい壁材です。厚みのある下塗りが使われます。
金属系
錆を止める下塗りが必要です。
コンクリート
成分の浮き出しを抑える下塗りが使われます。
塗る回数
【結論】2回必要な場合があります。
基本は1回
通常は下塗りを1回、その後に中塗りと上塗りを行います。
吸い込みが激しい場合
1回で止まらないときは、2回塗ることがあります。
乾燥の時間
次の工程に進む前に、指定された時間を空ける必要があります。
急ぐと失敗する
乾く前に重ねると、膨れや剥がれの原因になります。
見積書での確認
【結論】工程ごとに分かれているかを見ます。
工程の記載
下塗り、中塗り、上塗りが分けて記載されているかを確認してください。
使用する材料名
下塗りについても、製品名が記載されていると確認できます。
一式の記載
工程が分からないため、比較できません。内訳を求めてください。
使用量
必要な量が記載されていると、薄めすぎを防げます。
工事中の確認
【結論】写真で残してもらいます。
各工程の写真
下塗りを行ったことは、後から見て分かりません。写真の提出を求めてください。
缶の確認
使っている材料の缶を見せてもらってください。
日程の確認
いつどの工程を行うかを、事前に聞いておいてください。
乾燥の時間
工程の間に十分な時間が取られているかを確認します。
下地処理との関係
【結論】洗浄と補修が先です。
洗浄
汚れと古い塗膜の粉を落とします。残っていると下塗りも密着しません。
ひび割れの補修
下塗りの前に補修します。
錆の除去
鉄部では、錆を落としてから錆止めを塗ります。
乾燥
洗浄の後、壁が乾いてから塗ります。濡れたまま塗ると膨れます。
中塗りと上塗り
【結論】同じ材料を2回塗ります。
中塗りの役割
上塗りと同じ材料を塗り、膜の厚みを確保します。
上塗りの役割
仕上げの層です。色と光沢が決まります。
2回に分ける理由
1回で厚く塗ると、乾く過程でむらや垂れが生じます。
色を変える工夫
中塗りの色をわずかに変えると、塗り残しが分かります。
乾燥の時間
それぞれの工程で、指定された時間を空ける必要があります。
季節と天候
【結論】乾燥の条件が結果を左右します。
雨天は中止する
塗った直後に雨が当たると、膜が正しく形成されません。
気温の下限
低温では乾燥が進みません。製品ごとに施工できる条件が定められています。
湿度の上限
湿度が高いと乾きにくくなります。
朝露と夕方
朝晩は湿気が残ります。作業できる時間帯が限られる季節があります。
工期の余裕
天候によって延びることを前提に、日程を組んでください。
養生の期間
窓や周囲を覆った状態が数日続きます。天候で延びると、その期間も長くなります。洗濯や換気の計画に影響します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 下塗りは省けますか
省けません。密着せず、数年で剥がれます。
Q2. どの種類を使いますか
壁材の種類と状態によります。吸い込みが激しい壁には厚みのある材料が使われます。
Q3. 何回塗りますか
基本は1回です。吸い込みが激しい場合は2回になることがあります。
Q4. 下塗りをしたか確認できますか
後から見て分かりません。工程の写真を求めてください。
Q5. 見積書に記載がありません
工程ごとに分けて記載してもらってください。
Q6. 鉄部も同じですか
錆を止める下塗りが必要です。外壁用とは別の材料を使います。
まとめ
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下塗りは、壁材と上塗りをつなぎ、壁が塗料を吸い込むのを防ぐ工程です。仕上がりには表れませんが、省くと上塗りが密着せず、数年で面ごと剥がれます。
使う材料は壁材の種類と状態によって変わります。吸い込みを止めるもの、細かい凹凸を埋めるもの、錆を止めるもの、木の成分の浮き出しを抑えるものがあります。
下塗りを行ったかどうかは、完成後に見ても分かりません。各工程の写真の提出を、契約の段階で条件に入れておいてください。使っている材料の缶を現場で見せてもらう方法もあります。
下塗りの前に、洗浄とひび割れの補修が必要です。汚れや古い塗膜の粉が残っていると、下塗りも密着しません。洗浄の後、壁が乾いてから塗ることも大切です。
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